コラム

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古民家に学ぶわけ③

古民家は、長生きです。何代にもわたって家族を守ってきました。

そのためには、丈夫な架構が必要で、100年以上も生きている古民家は、まだまだあります。現在、全国に14万件以上の古民家が残っているといいます。

しかし残念ながら、その多くは、丈夫な架構にもかかわらず、空き家になっています。その丈夫な架構をよく見ると、地震や台風に耐える工夫が見られます。

柱に通した何段もの貫であったり、足元をつなぐ足固めであったり、木組みの継手・仕口であったりします。めり込みと摩擦を生かした特性があり、「復元力」を持っています。

古民家が揺れや風に対して、揺れながら力を逃がすことを、「減衰設計」といいます。超高層ビルにも適応している構造設計です。

そのような高度な仕組みを、古民家を作った先人たちは、自然現象から学んだのでしょう。

繰り返し揺らされても、耐えることができるのはこの「減衰設計」です。力に対抗する「強度設計」では、二度三度の揺れに抵抗できません。

わたしたちは、先人たちの知恵や工夫に学んだ家を造り続けています。