コラム

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古民家に学ぶわけ・⑤

古民家には、免震性があります。

古民家の床下を覗いたことがありますか? 床下は、向こうまで見通せるくらい開放的です。

石の上に柱が立っていて、建物は石の上に置いてあるだけです。このようなつくり方を「石場置き」といいます。

なんだか簡単すぎて心配になるくらいですが、大きな地震が来ると、この石の上を建物ごと滑ることが分かっています。

滑るときには、柱の足元が開かないように「足固め」という部材が柱を縫うように入っています。

写真の家の床下は、つき固めた地面の上に、石を並べて土台を敷き、足固めを入れています。土台併用足固めです。

江戸後期の1842年に建てられた「大原幽学」という農学者の自宅です。彼は、農民に数々の農業改革を教えましたが、自宅は耐震(免震)的に作りました。

足元が滑ることで、巨大地震にも滑って壊れない家をつくることができます。現行法では難しいのですが、実大実験では充分その効果が確かめられています。

わたしたちは、古民家の免震性に学んだ家づくりを目指しています。